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財団法人ソニー音楽芸術振興会 財団の活動概要Summary of SMFプレスリリース
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下野竜也(Tatsuya SHIMONO):指揮
1969年鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、01年ブザンソン国際青年指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降、国際的な活動を展開。国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブールフィル、ボルドー管、ロワール管、ウィーン室内管など各国のオーケストラに次々と客演を重ね、09年はローマ・サンタ・チェチーリア管、チェコフィルハーモニーの定期演奏会に招かれ好評を博した。10年3月にはシュツットガルト放送響へのデビューを飾り、10月にはカンヌPACA管との再客演、そして11年4月には南西ドイツフィルコンスタンツへのデビューを成功させるなど、海外での活躍も目覚ましい。06年に読売日本交響楽団の初代正指揮者に迎えられ、ヒンデミットとドボルザークを軸としつつ新作初演まで取り組む意欲的な姿勢とプログラム構成には特に定評がある。2010年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本では、レジデント・コンダクターとして、子どものための音楽会などを担当したほか、小澤征爾氏に託され、オーケストラ演奏会4公演を指揮。責務を見事に果たし、フェスティバルに貢献した。さらに続く12月には、ニューヨーク・カーネギーホール公演にも同行し、2公演の前半を指揮してアメリカデビューを飾った。
2007年からは上野学園大学音楽・文化学部教授も務めるなど後進の指導にも情熱を注いでいる。
さらに2011年1月、広島ウインドオーケストラの音楽監督に就任。吹奏楽の活動へも基盤を築いた。これまでに、2002年、出光音楽賞、渡邊暁雄音楽基金音楽賞、2006年新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞、2007年齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。
最新盤として、チェコフィルとの演奏を収めた「R.シュトラウス:英雄の生涯」のCDがエイベックス・クラシックスから、また広島ウインドオーケストラの音楽監督就任公演を収めたCDがブレーン株式会社よりリリースされている。
下野竜也
田村 響(Hibiki TAMURA):ピアノ
ピアニスト田村響は、2007年10月パリで開催された世界的なコンクールのひとつであるロン・ティボー国際コンクールにおいて弱冠20歳で第1位に輝き一躍世界に注目されるに至った。合わせて、ショパン、フォーレ、ラフマニノフ(協奏曲)、新曲課題の最優秀演奏者に贈られる各賞を受賞。以来、ザルツブルク・モーツァルテウムで勉学を続けながら、国際的な演奏活動を展開している。
2009年2月には、ビシュコフ指揮ケルン放送交響楽団の定期演奏会デビューと日本ツアー、その他、日本フィル定期、都響定期、京響定期への出演、群響、九響、山形響との共演などを行った。また、ライプツィヒを始めとするヨーロッパ各地でのリサイタル、日本各地でのリサイタルも行った。
2010年の主な活動としては、N響、都響、新日本フィル、神奈川フィル、関西フィル、九響と共演する他、日本各地でのリサイタルに加えて、ザルツブルク、パリ、ハノイなどでの公演もあった。
1986年愛知県安城市生まれ。3歳よりピアノを始める。
愛知県立明和高校音楽科を卒業後、18歳でザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に留学。これまでに、深谷直仁、清水皇樹、クラウディオ・ソアレス、クリストフ・リースケの各氏に師事。
2002年、エトリンゲン青少年国際ピアノ・コンクールB部門第2位及びハイドン賞、第26回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、第18回園田高弘賞ピアノ・コンクールにて園田高弘賞第1位を受賞。
以来、国内の主要オーケストラから招かれる一方、数多くのリサイタルを開催、その活動は、フランス、オランダ、ドイツ、スイス、ロシア、ブラジルなどにも及んだ。
2004年デビューCDをリリース、2008年8月には「ロン・ティボー国際コンクール優勝記念」と称した2枚目のCDをリリース、2010年2月に3枚目のCDをトリトンレーベルにてリリースした。
受賞歴としては、2003年度<アリオン賞>、第14回大幸財団丹羽奨励生、(財)江副育英会奨学生、2006年第16回出光音楽賞、 2008年文化庁長官表彰・国際芸術部門、2009年第10回ホテルオークラ音楽賞などがある。
田村 響
モーリス・ブルグ(Maurice Bourgue):オーボエ
バーミンガム、ミュンヘン、プラハ、ブダペスト等数々の国際コンクールで1位獲得。パリ管弦楽団ソロ・オーボエ奏者として活躍。ソリストとしてチェコ・フィル、コンセルトヘボウ等で、アバド、バレンボイムなど著名な指揮者と数多く共演している。近年では指揮者として、ヨーロッパを中心に数多くのオーケストラに招かれている。教育者としても名高く、パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ音楽院、ギルドホール音楽院、フランツ・リスト音楽アカデミーをはじめ、世界中の主要な音楽学校で教鞭をとっており、音楽祭でもマスタークラスを行っている。
モーリス・ブルグ
マレイ・ペライア(Murray Perahia):ピアノ
コンサート・ステージで35年以上ものキャリアを積み重ねてきたマレイ・ペライアは、現在最も多くの出演依頼を受け、最も聴衆から愛されるピアニストの一人となった。あらゆる一流オーケストラと共演し、世界の主要な音楽シーンにその姿があると言って過言ではない。ピアノと並行して取り組んでいる指揮活動ではアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF)の首席客演指揮者を務め、同楽団を率いてアメリカ、ヨーロッパ、日本、東南アジアで公演を行った。
ニューヨーク生まれのペライアは4才でピアノを始め、後にマンネス音楽学校で指揮と作曲を専攻した。数年の間夏を過ごしたマールボロ音楽祭では、R. ゼルキン、カザルス、ブダペスト弦楽四重奏団のメンバーらと共演。時を同じくしてホルショフスキの薫陶を受け、さらに後年にはホロヴィッツと親交を深めた。1972年のリーズ国際ピアノ・コンクールに優勝。1973年にデビューしたオールドバラ音楽祭でブリテンやピアーズらと密接に交流し、ピアーズの歌曲リサイタルでは何度も伴奏を務めた他、1981年から1989年までは同音楽祭の共同芸術監督を務めた。最近では、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の譜面を見直し、ヘンレ原典版として出版するという壮大なプロジェクトに乗り出している。
 2011/2012年シーズンの主な活動はASMFとのヨーロッパ・ツアーと、台湾、香港、ソウル、北京、上海、東京のリサイタルを含むアジア・ツアーである。また、ベルリン・フィルハーモニーのアーティスト・イン・レジデンスとしてシーズンを通して同ホールで数回演奏することになっている。
 ペライアは幅広く多彩なディスコグラフィを誇っており、グラミー賞、グラモフォン賞を数回受賞している他、最新盤『ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲』は「現在手に入る最も手に入れる甲斐のあるブラームス・リサイタルのひとつ」と高く評価されている。
ペライアは英国王立音楽大学及び英国王立音楽院の名誉評議員を務めており、リーズ大学からは名誉博士号を進呈されている。2004年には顕著な音楽的貢献を認められ、英国女王から大英勲章第2位を授与された。
マレイ・ペライア
樫本大進(Daishin KASHIMOTO):ヴァイオリン
1979年ロンドン生まれ。ドイツを拠点に世界中で活躍。1990年、第4回バッハ・ジュニア音楽コンクールでの第1位を皮切りに、1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位ほか、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。
 1995年アリオン音楽賞、1997年出光音楽賞、モービル音楽賞、1998年新日鉄音楽賞フレッシュアーチスト賞、平成9年度芸術選奨文部大臣新人賞、ドイツに於いてシュタインゲンベルガー賞、ダヴィドフ賞受賞。 マゼール、小澤征爾、ヤンソンス、チョン・ミョンフンなどの著名指揮者の下、国内外のオーケストラと共演。
 2007年10月より赤穂国際音楽祭、2008年10月より姫路国際音楽祭の音楽監督を務め、両音楽祭はそれぞれ隔年開催されている。  2009年ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに内定。現在試用期間中。
 使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。
コンスタンチン・リフシッツ(Konstantin LIFSCHITZ):ピアノ
ウクライナ生まれ。5歳で名門グネーシン特別音楽学校に入学しタチアーナ・ゼリクマンに師事。
 13歳でモスクワ音楽院でリサイタルを行い、そのライヴCDが95年ドイツ・エコー・クラシック最優秀新人賞を獲得。90年にロシア文化財団の奨学生の一員に選ばれ、国内外での演奏活動を開始。指揮者スピヴァコフに認められ、モスクワ・ヴィルトゥーゾとソリストとして共演。96年にはバッハのゴルドベルク変奏曲を収めたCDが米国グラミー賞にノミネートされた。
 また96年には、アルゲリッチの代役としてクレーメル、マイスキーと共演してウィーンデビューを飾り、その後の欧州ツアーでも大成功を収めた。 近年はサンクトペテルブルグ・フィル、シュトットガルト放送交響楽団等と共演するほか、世界有数のホールでリサイタルを行い、各地音楽祭にも参加している。
遠藤 真理(Mari ENDO):チェロ
神奈川県出身。3歳よりチェロをはじめる。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学を首席にて卒業。学内にて福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、NTTDoCoMo賞を受賞。
2003年第72回日本音楽コンクールで第1位および徳永賞を受賞、2006年「プラハの春」国際コンクールにて第3位(1位なし)、2008年エンリコ・マイナルディ国際コンクールにて第2位。
これまでに、アンサンブル金沢、大阪センチュリー、大阪フィル、神奈川フィル、札幌響、新日本フィル、東京シティフィル、東京都響、東京フィル、東響、名古屋フィル、山形響、広島響など国内の主要オーケストラに招かれ、円光寺雅彦、現田茂夫、小林研一郎、井上道義、金聖響、小松長生、飯森範親、ゲルハルト・ボッセ、ジャン・ピエール・ヴァレーズ、ルドヴィーク・モルローなど国内外で活躍する指揮者と共演。ドイツで行われたキームガウ春の音楽祭、神戸国際芸術祭では世界で活躍中の若手奏者を集めたアンサンブル・ラロとの共演、ザルツブルグにてザルツブルク・ゾリステンとの共演など、室内楽奏者としても活躍中。2006年9月には紀尾井ホール、青葉台フィリアホールにてリサイタルデビュー。2007年はオーケストラ・アンサンブル金沢の国内ツアー、都民芸術フェスティヴァルに参加。2009/2010シーズンはウィーン室内管弦楽団、プラハ交響楽団との共演など、活動の幅を広げている。
2008年2枚目のソロ・アルバム「サリー・ガーデン−チェロ・フェイヴァリッツ」、2009年には川久保賜紀、三浦友理枝とのトリオ・アルバム「RAVEL」が相次いでエイベックスよりリリースされた。
これまで臼井洋治、河野文昭、山崎伸子、藤森亮一、クレメンス・ハーゲンの各氏に師事。2005年より明治安田クオリティオブライフ文化財団、2006年よりロームミュージックファンデーションの助成を得て、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学に留学。2007年マギスター課程を満場一致の最高点で卒業。また同年神奈川県より文化賞未来賞受賞。2009年12月には、齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。今後の活躍が大変楽しみな若手チェリストの一人である。

公式ホームページ: http://endomari.com
魚谷 絵奈(Ena UOTANI):ピアノ
2003年東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業後、同大学入学。2004年および2005年、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学国際サマーアカデミーにてハンス・ライグラフ氏に師事。2006年第13回ブラームス国際コンクール第3位。その後、2007年東京およびバイエルンにてソロ・リサイタルを行う。NHK-BSハイビジョン「ぴあのピア」にてショパン、ラフマニノフを演奏。2009年東京藝術大学音楽学部卒業。現在、伊藤恵、ハンス・ライグラフの両氏に師事。これまでに熊谷恵美子、小林仁、三木裕子、ハンス・ライグラフの各氏に師事。
魚谷絵奈
加藤えりな(Erina KATO):ヴァイオリン
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業。同大学入学後、パリへ留学。パリ国立高等音楽院、及びイヴリー・ギトリス氏の下で学ぶ。ヴァイオリン、室内楽ともにプルミエ・プリを得て同音楽院を卒業。その後もジャン・ジャック・カントロフ、ローラン・ドガレイユ両氏の下で研鑽を積み、2004年帰国。現在、ソロ、室内楽、オーケストラなどで幅広く活躍している。ヴィエニアフスキ・ジュニア国際コンクール、L.シュポーア国際コンクール、R.リピッツァ国際コンクールで入賞及び特別賞受賞。ロン=ティボー国際コンクールでセミファイナリスト。
加藤えりな
清水 和音(Kazune SHIMIZU):ピアノ
1981年ロン=ティボー・コンクールで優勝、リサイタル賞も受賞した。1982年プラハの春音楽祭に出演。1986年ロジェストヴェンスキー指揮ロンドン交響楽団と共演しロンドン・デビュー、またM.T.トーマスとの共演でレコーディングを行った。1995年から2年にわたり、東京でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲演奏会を開催。2004年からショパンの全曲録音を開始。2006年ゲルギエフ指揮マリンスキー歌劇場管、2007年にはアシュケナージ指揮NHK交響楽団およびシドニー交響楽団と共演するなど国内外で活躍している。
清水和音
小松 長生(Chosei KOMATSU):指揮
コスタリカ国立交響楽団藝術監督。米国エクソン指揮者コンクール優勝後、バッファロー管弦楽団エクソン派遣指揮者、ボルティモア交響楽団アソシエート・コンダクター、カナダ・キッチナー・ウォータルー交響楽団音楽監督、武生国際音楽祭音楽監督、東京フィルハーモニー交響楽団正指揮者、セントラル愛知交響楽団音楽監督等を経て現職。モントリオール交響楽団、ケルン放送交響楽団、北ドイツ・フィル、モスクワ放送交響楽団などに客演。1994年細川俊夫の『時の深みへ』(世界初演)他を指揮してザルツブルク音楽祭にデビュー。オペラにも意欲的に取り組んでおり、2005年コスタリカ国立オペラの『蝶々夫人』全9公演は「建国以来最高の演奏」(ラ・ナシオン紙)と評された。東京大学美学藝術学科、イーストマン音楽院大学院指揮科を卒業。指揮を伊藤栄一、D・ジンマンに師事。セントラル愛知交響楽団名誉指揮者。
古川 展生(Nobuo FURUKAWA):チェロ
1973年京都生まれ。桐朋学園大学卒業。1996年ハンガリーのリスト音楽院に留学。1998年帰国後、東京都交響楽団首席チェロ奏者に就任、現在に至る。
ソリストとしても、国内外多数のオーケストラと共演。2002年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を中心とした室内オーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」とハイドンとドヴォルザークのチェロ協奏曲を全国5都市で、2004年にはレニングラード国立歌劇場管弦楽団とドヴォルザークのチェロ協奏曲を全国7都市で熱演、いずれも絶賛を浴びた。また、サイトウ・キネン・オーケストラ、宮崎国際音楽祭にも毎年参加している。2003年第2回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
全国各地においてリサイタル、室内楽の活動を精力的に展開。他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも積極的に行うなど、クラシックのみならず、ジャズ、タンゴ、ポップスなど、幅広いフィールドで目覚ましい活躍を続け、若手チェリストの中で人気、実力ともにナンバーワンの存在として、各方面より注目されている。
これまでに6枚のソロアルバムと2枚のベストコレクション(クラシック/クロスオーバー)がリリースされている。
2007年は、デビュー10周年を迎え、記念コンサートシリーズ“Nobuo Furukawa〜the 10th Anniversary Series”を各地で展開。また、藤原道山(尺八)、妹尾武(ピアノ)と結成した新ユニット「KOBUDO−古武道−」の活動も始まり、2007年5月23日にファーストアルバム<KOBUDO>をリリース。
古川展生サイト:http://www.furukawanobuo.com
村治 佳織(Kaori MURAJI):ギター
東京都出身。福田進一に師事。89年、ジュニア・ギターコンテストにおいて最優秀賞を受賞。91年、学生ギターコンクールにおいて、全部門通じての最優秀賞を受賞。92年ブローウェル国際ギターコンクール(東京開催)及び東京国際ギターコンクール優勝。93年、津田ホールにてデビューリサイタルを行う。続いてデビューCD「エスプレッシーヴォ」をリリース。95年、第5回出光音楽賞を最年少で受賞。96年、村松賞受賞。同年5月、イタリア国立放送交響楽団の定期演奏会に招かれ、本拠地トリノにおいて共演、ヨーロッパデビューを飾る。97年より、パリのエコール・ノルマルに留学、アルベルト・ポンセに師事。99年、エコール・ノルマル卒業と同時に帰国。以後積極的なソロ活動を行う。
03年11月には、英国名門クラシックレーベルDECCA(デッカ)と日本人としては初のインターナショナル長期専属契約を結び、第1弾「トランスフォーメーション」は第19回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー<洋楽>を受賞。その後も第2弾「リュミエール」、第3弾「ライア&ソネット」のほか、 06年にDVD「コスタリカ」が発売され、07年は4月にミニ・アルバム&DVD「アマンダ」を、10月にフル・アルバムとしてDECCA第4弾となる「Viva! Rodrigo」を、11月にはDVD「Tres」をリリース。08年10月29日にDECCA第5弾「Kaori Muraji Plays Bach」をリリース。
06年1月から、J-WAVE(FM)「MITSUBISHI JISHO CLASSY CAFÉ」で番組パーソナリティを務め、07年にはミキモトのイメージキャラクターとして起用されるなど、幅広い分野で活躍。08年3月、第9回ホテルオークラ音楽賞を受賞。現在最も注目されているギタリストである。
村治佳織OFFICIAL HOME PAGE http://www.musicachiara.com/dulcinea/
東京都交響楽団(Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra):オーケストラ
東京オリンピックの記念文化事業として、東京都が1965年に設立。歴代音楽監督は森正、渡邉暁雄、若杉弘、ガリー・ベルティーニ。現在、プリンシパル・コンダクターをエリアフ・インバル、レジデント・コンダクターを小泉和裕、プリンシパル・ゲスト・コンダクターをヤクブ・フルシャが務める。定期演奏会などの主催公演を中心に、ティーンズとの「ジョイントコンサート」、年間60回を超える音楽鑑賞教室、ハンディキャップを持つ方々のための「ふれあいコンサート」など、多彩な活動に取り組んでいる。数多くリリースされているCDは、若杉弘、ベルティーニ、インバルによる各《マーラー交響曲集》の他、人気のゲーム音楽『ドラゴンクエスト』まで多岐にわたる。91年「京都音楽賞大賞」を受賞。08年より東京文化発信プロジェクトの一環として、全国各地で『ハーモニーツアー』を展開し、09年ソウル・シンガポール公演、10年にはベトナム公演を行うなど《首都東京の音楽大使》として世界的な評価を得ている。
東京都交響楽団
藤岡幸夫(Sachio FUJIOKA):指揮
1962年東京生まれ。幼少よりピアノ、チェロを学ぶ。指揮法を故渡邉暁雄、小林研一郎、松尾葉子に師事。サー・ゲオルグ・ショルティのアシスタントを務める。

慶応義塾大学文学部卒。英国王立ノーザン音楽大学指揮科卒。日本フィル指揮研究員を経て90年に渡英。92年マンチェスターにて最も才能ある若手指揮者に贈られる「サー・チャールズ・グローヴス記念奨学賞」を日本人にもかかわらず特例で受賞。同年ルトスワフスキ・フェスティバルにて作曲者の前で「管弦楽のための協奏曲」を指揮、英ガーディアン紙に「計りしれなく将来を約束された指揮者」と絶賛される。

93年BBCフィルハーモニックの定期演奏会に出演、「タイムズ」紙などで高く評価され94年に同オーケストラの副指揮者に就任。94年にロンドンの夏恒例の名物「プロムス」に同オケを振ってデヴュー、大成功を収める。以後ロイヤルフィル、ロイヤル・リヴァプール・フィル、ボーンマス響、ハレ管、トゥルーズ歌劇場管、ノルウェー放送響、メルボルン響、アルスター管、ゲーブル響(スウェーデン)、スウェーデン室内管、クィーンズランド管、国立ニュージーランド響等に客演。06年スペイン国立オヴィエド歌劇場にて「ねじの回転」でスペイン・オペラにデビュー、その上演が06年度スペインの新演出オペラのベスト・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。すぐに09年に「ナクソス島のアリアドネ」で再客演が決定。さらに08年にはスペインのテネリーフ歌劇場で新演出のバルトーク歌劇「青ひげ公の城」とシェーンベルクの「期待」を指揮する予定。

95年より2000年までマンチェスター室内管弦楽団首席指揮者。95年に日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会で日本デヴュー、同年に指揮者に就任、2003年2月まで務める。2000年より関西フィルハーモニー管弦楽団正指揮者を務め、その後2007年4月より同管弦楽団の首席指揮者に就任。関西フィルとは「Meet the classic」 や 「ザッヒャーの遺産」シリーズなど斬新な企画で新風を巻き起こしている。英シャンドスと契約、これまでにBBCフィルとCDを7枚リリース。2002年度渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞。
公式ファンサイト:http://www.fujioka-sachio-fan.com/
今仁喜美子(Kimiko Imani):ピアノ
浜松に生まれる。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学卒業後渡独、
国立デトモルト音楽大学、同大学院国家演奏家資格課程にて、アナト−ル・ウゴルスキのクラスを最優秀の成績を得て卒業。
これまで、かながわ音楽コンク−ル第2位入賞、神奈川フィルハ−モ二−管弦楽団と共演、2000年にはGWK芸術文化財団のコンク−ルにて第1位入賞、若い芸術家に贈られる奨励賞を受賞、奨学金を受け研鑚を積む。
2005年日本でのソロリサイタル、J.S.Bach のシンフォ二ア(三声のィンベンション)全曲演奏会を行い好評を博している。
ソロ、室内楽、オ−ケストラとの共演、様々な音楽祭への参加など、これまでヨ−ロパをはじめ各地で演奏、室内楽においてはフランクフルトOper 美術館オ−ケストラ、ベルリンドイツ交響楽団、モスクワ放送交響楽団などの一流オ−ケストラの首席奏者をはじめとして様々な演奏家よりパートナ−として信頼を得て共演を重ねている。
これまでに疋田範子、故中島和彦、広瀬康、アナト−ル・ウゴルスキらの各氏に師事。マイスタークラスにて ペーター・ラング、ミハイル・ボスクレセンスキー、エディト・ピヒト・アクセンフェルト、レナーテ・クレッチュマル・フィシャー、マルクス・ヒンターホィザー、アンドラ・シフの各氏に学ぶ。
現在、ロシアのオーボエ奏者パベル・ソコロフとのデュオ及び、阿部祥子とのピアノデュオでドィツ及びヨーロッパ、ロシア国内、日本各地で幅広い演奏活動をし、高い評価を得ている。
2007年2月にはペーター・グュルケ指揮とのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番での共演が予定されている。
原田禎夫(Sadao Harada):チェロ
NHK交響楽団のチェロ奏者であった父から手ほどきを受け、その後、11歳より斎藤秀雄氏に師事。桐朋学園大学卒業。その後、ジュリアード音楽院に入学し、室内楽をクラウス・アダム、ロバート・マン、ラファエル・ヒリヤ−に師事した。
東京クヮルテットを1969年に創立し、1999年6月までその目覚しい活動を共にした。ミュンヘン国際音楽コンクールや、ヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションなどで圧倒的な優勝を飾り、一躍世界の注目を集めるようになった。
日本では、1997年から毎年、宮崎国際室内楽音楽祭(現・宮崎国際音楽祭)に招聘され、アイザック・スターン、エマニュエル・アックス、徳永二男らと室内楽コンサートを行うのを皮切りに、ソリストとして札幌交響楽団、神奈川フィルハーモニーと共演した他、サイトウ・キネン・フェスティバル松本に参加。その他、室内楽コンサート、リサイタルの他、ソリストとして新日本フィルハーモニー(指揮・小澤征爾)とのツアーで好評を博した。2001年5月には、アルバン・ベルク四重奏団やジェシー・ノーマンと共演。9月には、NHK交響楽団(指揮・準メルクル)の定期演奏会に出演。
2000年より小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトに参加。また、2003年夏より、五嶋みどり、今井信子、ロバート・マクドナルドとピアノ・クヮルテットを結成する。現在トロッシンゲン国立音楽大学(ドイツ)最高位教授として後進の指導にもあたっている。
加藤知子(Tomoko Kato):ヴァイオリン
4歳よりヴァイオリンをはじめ、三瓶詠子、故久保田良作、江藤俊哉の各氏に師事。
第47回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、レウカディア賞受賞。翌年の海外派遣コンクールで特別賞受賞。1980年桐朋学園大学卒業。同8月、タングルウッド音楽祭に(アメリカ)参加、メイヤー賞受賞。ローレンス・レッサーに師事。アスペン音楽祭、マールボーロ音楽祭に出演、ルドルフ・ゼルキンらの指導を受ける。
1981年9月から文化庁派遣研修員として2年間、ジュリアード音楽院に留学。
 1982年第7回チャイコフスキー国際コンクール第2位受賞。
 1983年帰国。以来国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパ、南米、韓国、中国、モスクワなど各地でオーケストラとの共演やリサイタル・ツアー、川口リリアホールや水戸芸術館での定期的な室内楽への出演など常に高い評価を受ける活動を行っている。レコーディングにおいては、コロムビアより「イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」「朝の歌〜エルガー作品集」「バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲」など活発にリリースしている。桐朋学園大学教授。
小泉和裕(Kazuhiro Koizumi):指揮
1969年東京芸術大学指揮科に入学、山田一雄氏に師事。
1970年第2回民音指揮者コンクールに第1位入賞、その後、旧日本フィルハーモニー交響楽団に指揮研究員として入団。
1972年7月、新日本フィルハーモニー交響楽団創立に際し、指揮者として参加。
同年10月ベルリンのホッホシューレに入学し、ラーベンシュタイン教授にオペラ指揮法を師事。
1973年夏、ボストンのタングルウッド音楽祭に参加し研鑽を積む。
1973年11月、第3回カラヤン国際指揮者コンクールに第1位入賞。その後ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してベルリン・デビューを飾った。
1975年1月〜1979年12月まで新日本フィル音楽監督を務めた。1975年3月には、ベルリン・フィルの定期演奏会に出演し、好評を博した。その後、ウィーン、パリ、イタリア、西ドイツの各地をまわり期待に応えた。
1976年1月には、フランス国立放送交響楽団を指揮し、ルービンシュタイン、ロストロポーヴィチとも協演。同年ザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮。その後もミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニカ・フンガリカ、西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団等、ヨーロッパ各地において精力的な指揮活動を行った。また、アメリカにおいても、1978年ラヴィニア音楽祭でシカゴ交響楽団を指揮し大成功を収め、早速1980年3月のシカゴ交響楽団定期公演に登場し、注目を集めた。その他、ボストン交響楽団、デトロイト交響楽団、シンシナティ交響楽団、トロント交響楽団、モントリオール交響楽団などにも客演。
1983〜1984年シーズンから1988〜1989年シーズンまで、カナダのウィニペグ交響楽団の音楽監督、1986年〜1989年まで東京都交響楽団の指揮者を務めた。ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団には1988年より定期的に招かれ、指揮をすると共にチャイコフスキーの交響曲第4、5、6番のディスクを完成させた。
1989年からは活動の中心を日本に移し、1989年4月〜1996年3月まで九州交響楽団首席指揮者、1992年4月〜1995年3月まで大阪センチュリー交響楽団首席客演指揮者、1995年4月〜1998年3月まで東京都交響楽団首席指揮者を歴任。1998年4月より東京都交響楽団首席客演指揮者、2003年4月より大阪センチュリー交響楽団の首席指揮者、2006年4月より仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者を務める一方、各オーケストラに客演指揮者として招かれ、奇を衒わない深みのあるオーソドックな演奏が高く評価されている。(2007年6月)
前橋汀子(Teiko Maehashi):ヴァイオリン
日本を代表する国際的ヴァイオリニストとして、その演奏は優雅さと円熟味に溢れ、多くの聴衆を魅了してやまない。5歳から小野アンナにヴァイオリンを学び、その後、桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校を通じて斎藤秀雄、ジャンヌ・イスナールに師事。17歳で旧ソ連国立レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)創立100年記念の一環として、日本人初の留学生に選ばれ、ミハイル・ヴァイマンのもとで3年間学んだ。
ここではヴァイオリンのテクニックのみならず、芸術全般にわたり幅広い基礎教育を受け、これが今日に至る前橋汀子の音楽的姿勢に大きな影響を与えたといっていい。
 その後、ニューヨーク・ジュリアード音楽院でロバート・マン、ドロシー・ディレイ等の指導を受け、さらにスイスでヨーゼフ・シゲティ、ナタン・ミルシテインの薫陶を受けた。
 レオポルド・ストコフスキーの指揮により、ニューヨーク・カーネギーホールで演奏会デビュー。国内外で活発な演奏活動を展開し、世界各国の代表的なオーケストラとの協演も数多く、ベルリン・フィル、英ロイヤル・フィル、フランス国立管、クリーブランド管、イスラエル・フィル等枚挙に暇がない。指揮者もメータ、ロストロポーヴィチ、ケンペ、サヴァリッシュ、マズア、小澤征爾ほか多彩なマエストロたちと協演している。スイス・ロマンド管弦楽団とは国連コンサートに招かれ、その演奏の模様は全世界に放送された。室内楽の分野でも、ピアノのイェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、アナトール・ウゴルスキ等の名手たちと共演している。
 また、レニングラードの変貌ぶりをレポートしたNHKテレビ番組『前橋汀子・わが心の旅』は多くの人々に感動を与えた。2006年12月にはテレビ朝日系『SmaSTATION-6』に出演、これまでの活躍ぶりが紹介された。
 近年小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルを全国各地で展開、2005年から年1回東京・サントリーホールで開催している「アフタヌーン・コンサート」は大好評を博している。一方、2007年にはヴァイオリン音楽の原点ともいえるJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」全曲演奏会、2008-2009年のシーズンには2夜にわたるベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を行うなど、本格的なプログラムにも積極的に取り組む。2008年秋にはミラノ弦楽合奏団と日本ツアーを行い、円熟した演奏を聴かせた。
 レコーディング活動にも意欲的に取り組み、デビューアルバム『チゴイネルワイゼン』、文化庁芸術作品賞を受けた『バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全集』、その他『ヴィヴァルディ:四季』、『メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲』、『ヴァイオリン小品100曲選シリーズ全6巻』等々がある。また、エイベックス・クラシックスに移籍し、8年ぶりにレコーディング活動を再開。「ブラームス&フランク ヴァイオリン・ソナタ」のCDが2009年5月に発売された。現在、J.S.バッハの無伴奏パルティータ全曲のレコーディングが進行中。また、2010年10月には、スロヴァキア放送交響楽団との共演でチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲を東京、その他で演奏。
 04年日本芸術院賞受賞、07年には第37回エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞受賞。
 現在、大阪音楽大学教授として後進の指導にもあたっている。
 使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。
河村尚子(Hisako Kawamura):ピアノ
1981年5月10日、西宮生まれ。1986年父親の仕事で家族と渡独。同年より1993年までデュッセルドルフ(ドイツ)で澤野京子女史、また1993年から大学入学までゲッティンゲン(ドイツ)とヴァレンシア(スペイン)でマウゴルジャータ・バートル・シュライバー女史にレッスンを受ける。1998年、ハノーファー国立音楽芸術大学(ドイツ)のウラディミール・クライネフ教授に師事し、芸術的才能を伸ばしている。

 1994年イーバッハ奨励賞、1996年ハノーファー・ショパン協会奨学金、1999年ディーツェンバッハ国際音楽祭奨励賞を受賞。2005年2月よりヨーロッパ・ヤマハ音楽財団の奨学生になる。
 1996年以来、彼女は数々のピアノコンクールに出場し、国際的な審査員に認められている。1999年ダルムシュタットで開催されたヨーロッパ・ショパン・コンクール、2001年ヴィオッティ国際音楽コンクール第1位、2002年カサグランデ国際ピアノコンクールにて第1位及び批評家賞受賞。2003年チューリヒで行われたゲーザ・アンダ・国際ピアノコンクールでは第3位に入賞し、ウラディミール・フェドセーエフに見出される。

 河村尚子は、ドイツを始め、オーストリア、スイス、イタリア、フランス、オランダ、スペイン、キプロス、チェコ、ポーランド、ロシア、日本など世界中でリサイタルを行い、またヤーヌシュ・フュルスト指揮ウィンタートゥール・オーケストラ、テオドール・グッシェンバウアー指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、サウリュス・ソンデツスキ指揮モスクワ・ヴィルトゥオーゾ、ロシア・アカデミー・オーケストラ・モスクワ、小林研一郎指揮の東京フィルハーモニー、ゲッティンゲン交響楽団、上海交響楽団、フランクフルト室内管弦楽団、トールン室内管弦楽団、バルティック室内管弦楽団、ジェノヴァ交響楽団、ヴィッツェンツァにあるテアトロ・オリンピコ・オーケストラ、フィエゾーレを本拠地としているガリレイ・オーケストラ等の様々な交響楽団と共演している。
また、これまでにルール・ピアノ音楽祭、メックレンブルク・フォアポメルン音楽祭、スポレト音楽祭、カリントの夏、オーヴェール・スュル・オアーズ音楽祭、アヌシー音楽祭、グダンスクの春他、数多くの音楽祭に出演してきた。
2005年4月モスクワ新音楽センターで行われたウラディミール・スピヴァコフ指揮のロシア国立交響楽団とショパンのピアノ協奏曲第1番で共演した。日本においては、2004年11月東京フィルハーモニー定期演奏会で東京デューを果たし好評を博す。2005/06のシーズンに東京フィルハーモニーとの共演他、名古屋フィルハーモニー定期演奏会、日本フィルハーモニー定期演奏会、ラ・フォール・ジュルネなどに出演した。今後、2006年12月京都市交響楽団定期演奏会、2007年11月兵庫芸術文化センター管弦楽団定期演奏会などへの出演を予定している。

 2002年オーヴェール・スュル・オアーズ音楽祭著作によるCD・ディスコヴェール(Disc Auver)でモーツァルト、シューベルト、プロコフィエフの作品を、2003年 カワイ創意、アウディーテ(Audite)著作によるCDでシューベルト、シューマンの作品をリリース。多忙なコンサート活動の傍ら、2005年6月にハノーファー国立音楽芸術大学の教育科課程、演奏家課程を卒業し、現在ソリスト課程に在籍している。
沼尻竜典(Ryusuke Numajiri):指揮
びわ湖ホール 芸術監督
大阪センチュリー交響楽団 首席客演指揮者
群馬交響楽団 首席指揮者兼アーティスティック・アドヴァイザー

 東京生まれ。桐朋学園大学において、指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、作曲を三善晃、ピアノを徳丸聡子、藤井一興の各氏に師事。大学在学中から新日本フィルハーモニー交響楽団で小澤征爾氏のアシスタントとして活躍。また同時期、NHK交響楽団および東京フィルハーモニー交響楽団で鍵盤楽器奏者として数多くの演奏会に出演。1989年渡独後はベルリン国立芸術大学にて、ハンス=マルティン・ラーベンシュタイン教授に師事。
 1990年第40回ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以後、着実にヨーロッパでの実績を重ね、これまでロンドン交響楽団、モントリオール交響楽団、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、シドニー交響楽団、トゥールーズ・キャピトル劇場管弦楽団、パリ室内管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、デュッセルドルフ交響楽団、ダルムシュタット国立歌劇場管弦楽団、チューリンゲン・フィル、ワイマール州立歌劇場管弦楽団、アウグスブルク・フィル、ノーザン・シンフォニア、オーデンセ交響楽団、ハイファ交響楽団、チャイナ・フィル等などを指揮、ベルリン音楽祭、エヴィアン音楽祭などにも出演している。また、A.S.ムター、F.=P.ツィンマーマン、Z.コチシュ、B.=L.ゲルバー、J.=P.コラール、S.カツァリス、M.ベロフ、T.バルト、R.コロなど世界的なソリストとの共演も多く、M.ロストロポーヴィチとは度々共演、ロンドン交響楽団とともにグバイドゥーリナの作品をEMIにレコーディングも行っている。
 日本国内では1991年「若い芽のコンサート」でNHK交響楽団を指揮してデビュー。その後定期的に全国の主要オーケストラを指揮し、いずれも好評を得ている。1993-1998年新星日本交響楽団正指揮者、1999-2003年東京フィルハーモニー交響楽団正指揮者、2003-2006年名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、2003-2008年日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者を歴任。名古屋フィルとは、メシアン≪トゥーランガリラ交響曲≫の意欲的なプログラムでのオーストリア、ドイツ五都市への演奏旅行を成功させている。また、日本フィルとは、後期ロマン派の作品を中心に、マーラー、R.シュトラウスの大作や、日本初演となったハンス・ロットの交響曲、ツェムリンスキーのオペラ作品といった演奏機会の少ない作品など、多種多様なプログラムで高い芸術的成果を上げた。
 1995年、自らの呼びかけで結成されたトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズと共に、三鷹市芸術文化センターを拠点に活動を開始。EXTONレーベルへ「ベートーヴェン交響曲全集」の録音も行っている。
 またオペラ指揮者としての活躍も期待されており、97年≪後宮からの誘拐≫でデビュー以後、国内外で数々の演目を指揮。98年の開館以来、びわ湖ホール「青少年オペラ劇場」を指揮も担当した。近年では2001年2月オペラコンチェルタンテ・シリーズでのストラヴィンスキー≪夜鳴きうぐいす≫、ツェムリンスキー≪王女様の誕生日≫(日本初演)、2002年2月ブゾーニ≪ファウスト博士≫(日本初演)、日生劇場ベルク≪ルル≫全3幕完成版(日本初演)等を指揮、いずれも絶賛されている。2005年、インスブルック・チロル歌劇場へ≪ドン・カルロ≫で、ケルン歌劇場へ≪ジョニーは演奏する≫でデビュー。2007年4月よりびわ湖ホール第2代芸術監督に就任。同年春にはバイエルン州立バレエにジョン・アダムズ≪室内交響曲≫+マーラー≪大地の歌≫でデビュー、好評を得る。同公演は7月ミュンヘン・オペラ・フェスティバルでも再演された。びわ湖ホールでは就任以来≪王女様の誕生日≫、≪ばらの騎士≫(ホモキ演出)、≪サロメ≫(グルーバー演出)、≪トゥーランドット≫(粟國淳演出)を成功に導いている。
 現代音楽にも深い理解と造詣を持ち、リゲティ、ルトスワフスキ、ベリオ、デュティユー等数々の日本初演を指揮、その緻密な解釈と的確な指揮は作曲者自身にも「完璧な解釈」と高く評価されている。CDでは、武満徹の作品集(DENON)、日本作曲家選輯(NAXOS)などをレコーディングしている。
2008年4月より大阪センチュリー交響楽団首席客演指揮者。2010年5月より群馬交響楽団首席指揮者兼アーティスティック・アドヴァイザーに就任。
1991年第1回「出光音楽賞」、1999年第7回「渡邉曉雄音楽基金音楽賞」、2001年第51回「芸術選奨文部科学大臣新人賞」、2004年第3回齋藤秀雄メモリアル基金賞、2005年第46回毎日芸術賞、第23回中島健蔵音楽賞をそれぞれ受賞。
ウィーン・リング・アンサンブル(Wiener Ring- Ensemble):室内アンサンブル
ウィーンの旧市街を取り巻く見事な環状道路“リング”にちなんで命名されたこのアンサンブルは、まさにウィーンの音楽を演奏するために結成された。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名コンサートマスター、ライナー・キュッヒルを中心に、ウィーン・フィルの腕利きのメンバーで構成する。編成はヴァイオリン2人、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、フルート、ホルン各1人にクラリネット2人の9人。1999年以降、ウィーン楽友協会での年末恒例のニューイヤー・コンサート・シリーズで毎年ブラームスザールで演奏会を行っており、地元ウィーン子の絶賛を集めている。2002年夏にはルツェルン国際音楽祭に招待された。日本には1991年に初来日し、93年以降、毎年のように来日。ウィーンでの「ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート」に出演後、すぐに日本に駆けつけ、本場の響きと香りをそっくり日本のファンに届けている。1998年には長野オリンピック文化・芸術祭参加公演に選ばれ、現地で2回の演奏会を行った。その他、度重なるテレビ放映、CDでもおなじみの存在である。
  ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)Rainer Küchl(vn)
  エクハルト・ザイフェルト(ヴァイオリン)Eckhard Seifert(vn)
  ハインリヒ・コル(ヴィオラ)Heinrich Koll(va)
  ゲアハルト・イーベラー(チェロ)Gerhard Ibeler(vc)
  アロイス・ポッシュ(コントラバス)Alois Posch(cb)
  ウォルフガング・シュルツ(フルート)Wolfgang Schulz(fl)
  ペーター・シュミードル(クラリネット)Peter Schmidl(cl)
  ヨハン・ヒントラー(クラリネット)Johann Hindler(cl)
  ギュンター・ヘーグナー(ホルン)Günter Hogner(hrn)