モーリス・ブルグ(オーボエ、コールアングレ)
セルジオ・アッツォリーニ(ファゴット)
今仁 喜美子(ピアノ)
終了しました
【全席指定・税込】
一般 ¥6,000
ユース ¥3,000
〔ユースは1990年4月2日以降生まれの方。公演当日、年齢が確認できる書類を必ずお持ちください。〕
※未就学児入場不可
誰もが認める当代屈指のオーボエ奏者の一人。バーミンガムでの国際管楽器コンクールでの優勝を皮切りに、ミュンヘン、プラハ、ブダペストのコンクールでも優勝を果たした。その実力が認められ、バーゼル管弦楽団のオーボエ・ソリストに就任、その後シャルル・ミュンシュに見出されてパリ管弦楽団のオーボエ・ソリストに抜擢された。
ソリストとして世界各地の主要コンサート・ホールに出演。イ・ムジチ合奏団、ロンドン交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などのオーケストラや、クラウディオ・アバド、ダニエル・バレンボイム、リッカルド・シャイーなどの指揮者と共演してきた。
2011年にバスーンのセルジオ・アッツォリーニ、ピアノの今仁喜美子と共に“モーリス・ブルグ・トリオ”を結成。近年は指揮の世界にも活躍の場を広げ、数多くのオーケストラを指揮してきた。
オーボエ奏者としての道を歩み始めて以来、指導者としても熱心に活動し続けている。パリとジュネーヴの国立高等音楽院での常任の職に加えて、世界中でマスター・クラスを行っており、数多くのオーボエ奏者がこの巨匠の指導を仰いでいる。
EMI、Decca、DGG、Nimbus、Calliope、日本コロムビア、ECMなどでレコーディングを行っており、シャルル・グロ・アカデミー大賞を度々受賞。最近、ワーナーで、ボストン交響楽団のトップ・ミュージシャンたちと共演する室内楽のレコーディングを実現させた。2018年には、オーストラリア、ブリスベンのセント・ジョンズ・カメラータと、シュトラウス、マルティヌー、オネゲルの3曲の協奏曲をレコーディングするプロジェクトが進行中である。
1994年の第4回から、「国際オーボエコンクール」の審査員を務めている。
現代の最も革新的で多様性のあるファゴット奏者の一人である。ファゴット奏者間では知らない人がいないと言われるぐらい天才肌の奏者として、高い評価を得ている。イタリアのボルツァーノで学んだ後、ドイツのハノーヴァーで学業を終えた。モダン・バスーンのソリスト及び室内楽奏者としての活躍に加え、バロック音楽の世界でも幅広く活動している。現在はヴィヴァルディの39のファゴット協奏曲の全曲レコーディングに取り組んでいる。1998年からバーゼルの音楽大学でファゴットと室内楽の教授の任にある。
桐朋学園音楽大学卒業後渡独、デトモルト音楽大学を最優秀の成績を得て卒業。これまでに広瀬康、アナトール・ウゴルスキ各氏に師事。ヨーロッパ各地、ロシアや日本においてソロ、室内楽、オーケストラとの共演で好評を博す。「国際オ-ボエコンクール・軽井沢(第8~10回)」にて公式伴奏ピアニストを務めた。室内楽の分野において、ベルリンフィル、バイエルン放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、オスロフィルなど一流オーケストラのソリストや多くの演奏家より信頼を受け共演を重ねている。
現在演奏活動の傍ら、デトモルト音楽大学をはじめライプツィヒ音楽大学、ベルリン芸術大学にて後進の指導に勤める。