Activity Overview
未就学児から入場できるConcert for KIDSシリーズをはじめ、こどものための世界最大級のクラシック音楽の祭典「こども音楽フェスティバル」等、お子さまの年齢に合わせ、様々な工夫を取り入れたコンサートや事業を展開しています。
こどもを対象にした世界最⼤級のクラシック⾳楽の祭典
0才の乳児から未就学児、⼩・中・⾼校⽣や 10 代の⻘少年まで、こどもたちのそれぞれの年齢に合わせてプログラミングされたコンサートなどを同時に多数開催し、クラシック⾳楽を⼀⽇中余すところなく楽しんでいただける世界でも類を⾒ない規模のイベントです。
1985年より続く、妊婦さんにやさしいコンサート
ソニー創業者の井深大(1908-1997)は、赤ちゃんが生まれる前から知能・情操が育まれることの重要性を提唱。その提言のもと生まれ、今では全国で開催されているマタニティ・コンサートの先駆けとなったシリーズです。出演者によるお話も交え、妊婦さんとその家族がリラックスしながら楽しめるコンサートとして、長年愛されています。
未就学児と家族が一緒に楽しめるコンサート
未就学児から入場できる「Concert for KIDS」は1999年に誕生。全国各地で300回以上開催され大きな人気を博し、これまでに13万人を超える方々にご来場いただいています。大人にも聴きごたえのある質の高い演奏はもちろん、楽しいお話や手遊びなど、小さなお子さまを飽きさせない様々な工夫がされた1時間のコンサートで、おむつ交換室や授乳室、ベビーカー置場を設置するなど、初めてのクラシック・コンサートが素敵な思い出となるよう、様々なサービスをご用意しています。このほか、このシリーズから派生した、太鼓芸能集団「鼓童」による「0才からの鼓童」や、大作曲家モーツァルトに視点をあてお話仕立てでお届けする「0才からのモーツァルト」も大変好評です。
青少年向けに上質な音楽を提供するコンサート・シリーズ
世界的に活躍するアーティストによる芸術を身近に体験していただくため、2004年に誕生したコンサート・シリーズ。10代の青少年を対象とし、出演者自身による解説とリーズナブルな価格、そして質の高い演奏で、高い人気を誇っています。 ※小学校1年生から入場できます。
クラシック音楽の豆知識をわかりやすく紹介
子どもたちに向けてクラシック音楽に関する知識を高め、より興味をもってもらうため、音楽や演奏家、作曲家等についての豆知識を紹介する新聞です。各教育機関への提供やコンサートでの無料配布の他、web上でも気軽に楽しめる内容となっています。
無料モバイルアプリ「⼦育てクラシックナビ」
ソニー⾳楽財団 災害復興⽀援プロジェクト
など
クラシックのイメージに捉われない趣向を凝らした公演や、チャリティー・コンサートの開催、世界的著名アーティストによる公演をリーズナブルなチケット価格で提供する等、多様なアプローチで音楽に気軽に触れられる機会を創出しています。
収益による寄付金が献血事業のために限定された、チャリティ・コンサート
HIV/AIDS問題をきっかけに大きく社会問題化された「献血」に対する認識を高めるため、1990年にミキモトグループの協賛によりスタートしたチャリティ・コンサートです。収益の一部は献血運搬車の購入・整備に目的を限定して日本赤十字社へ寄付いたします。
クラシックのイメージを覆す、新しい体験型レクチャー・コンサート
視覚と聴覚を同時に刺激する、これまでのクラシックの常識を打ち破る斬新な演出とともに演奏をお楽しみいただく、新感覚のレクチャー・コンサート。知れば楽しくなるクラシックの知識が随所にちりばめられていて、自然とクラシックが分かる&楽しくなる、2019年に立ち上げた新シリーズです。
世界の巨匠やトップアーティストたちによるコンサート・シリーズ
当シリーズは、世界的に実力ある演奏家による、独自性の高いプログラムをリーズナブルな価格設定で企画。これまでにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やアイザック・スターン、アンサンブル・ウィーン=ベルリン等、名だたる演奏家によるコンサートを開催しています。また、「国際オーボエコンクール」の関連事業として、同コンクール入賞者と審査委員による「入賞者&審査委員コンサート」等を開催しています。
将来の活躍が期待される若手チェリスト・指揮者を顕彰する「齋藤秀雄メモリアル基金賞」や、世界的に評価の高い「国際オーボエコンクール」の開催など、次世代を担う芸術家の支援を行っています。
オーボエ単独として世界的に評価の高い国際コンクール
「国際オーボエコンクール」は、オーボエの真価を広めるとともに優れた人材の発見、育成に努め、日本および世界への活躍の場を拡げ、国際的な視野をもって音楽文化の発展に寄与しようとするもので、1985年より3年ごとに開催しており、2018年には第12回目を開催しました。これまでに、世界の主要オーケストラ等で活躍する優秀な人材を多数輩出しており、若きオーボエ奏者の登竜門となる国際コンクールとしての地位を確固たるものとしています。
齋藤秀雄メモリアル基金賞
当財団は2002年、チェリスト・指揮者・教育者として高名な故齋藤秀雄氏に因み「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を創設しました。当賞は、将来一層の活躍が期待される若手チェリスト・指揮者を顕彰するもので、齋藤秀雄氏未亡人・秀子氏の逝去に伴い遺贈された財産により運営されています。
当財団は設立時からさまざまなセミナーやマスタークラス等を行っています。
2015年には、世界的チェリストのヨーヨー・マによる小・中・高校生向けアウトリーチを開催しました。
「国際オーボエコンクール」の入賞者及び奨励賞受賞者のリサイタルやコンサートの開催及び支援を行っています。
「齋藤秀雄メモリアル基金賞」の受賞者のリサイタルやコンサートの開催及び支援を行っています。
「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」を2019年に設立。地域・環境・経済状況に関わらず、子どもたちが音楽に触れることのできる社会を目指し、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体や活動を支援しています。