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2026.03.18

イベント

上村文乃 メッセージ動画公開「東京・春・音楽祭 上村文乃(チェロ)&横坂 源(チェロ) 齋藤秀雄メモリアル基金賞 受賞者によるコンサート」

春の上野を彩る国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭」。

注目公演のひとつ、「上村文乃(チェロ)&横坂 源(チェロ) 齋藤秀雄メモリアル基金賞 受賞者によるコンサート」を前に上村文乃からメッセージが届いた。

 

日本のクラシック音楽会の礎を築いた指揮者・チェリストの齋藤秀雄に因み、音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される若手チェリスト・指揮者を顕彰している「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を過去に受賞したチェリスト2名が共演する特別企画。

出演は、上村文乃(第22回受賞)と横坂 源(第7回受賞)。

国内外で確固たる評価を築いてきた両者が、チェロという楽器の表現力を存分に味わえるプログラムに臨む。

共演するピアニストは、ジュネーヴ国際音楽コンクール他数々のコンクールで多数の受賞歴を持ち、近年、ソリスト・室内楽の双方で存在感を高めている五十嵐薫子。

 

メッセージ動画では、プログラムで取り上げるドヴォルザーク/ブラームスの作品について、上村自身が語っている。

プログラムについて、少しご紹介したいと思います。

今回、ドヴォルザークの《モラヴィア二重唱曲集》を取り上げますが、私はこの作品をチェコのプラハにあるドヴォルザーク博物館で初めて聴きました。本当に美しい曲で、素朴でありながら心に平和を授けてくれるような、本当に温かい作品です。

実はこの曲は、ドヴォルザークにとってもひとつの契機となった作品です。この作品に深く感銘を受けたブラームスが彼を支援するきっかけとなりました。

今回の公演ではそのブラームスのチェロ・ソナタ第1番、そしてブラームスの歌曲も取り上げます。チェロという楽器は歌の表現がとても得意な楽器。私はいつも歌手のように演奏したいと思っています。

共演するのは、私が大尊敬するチェリストの横坂源さん、そして素晴らしいピアニストの五十嵐薫子さん。この3人で、チェロらしい、本当に温かいコンサートをお届けできるのではないかと思っています。

ぜひ多くの方にお越しいただければと思います。

上村文乃

 

チェロの魅力を多彩な編成で味わう一夜

プログラムは、チェロとピアノによるデュオ、2本のチェロによる重奏、そして2本のチェロとピアノによる三重奏と、さまざまな編成で構成される。

それぞれの奏者の個性とアンサンブルの妙を味わえる、室内楽ならではの密度の高い内容。
チェロという楽器の歌心と深い響きを、存分に堪能できる一夜となりそうだ。

【公演概要】

東京・春・音楽祭

上村文乃(チェロ)&横坂 源(チェロ)

齋藤秀雄メモリアル基金賞 受賞者によるコンサート

https://www.smf.or.jp/concert/harusai2026/

 

◆出演

上村文乃(チェロ)<第22回 2023年度「齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞>

横坂 源(チェロ)<第7回 2008年度「齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞>

五十嵐薫子(ピアノ)

 

◆演奏予定曲

クライン(ダルムシュタット編):《2本のチェロのための6つのソナタ》op.2 より 第1番 ニ短調

ブラームス(N.ソルター=D.ゲリンガス編):《6つの歌曲》

ブラームス:チェロ・ソナタ 第1番 ホ短調 op.38

ドヴォルザーク:《モラヴィア二重唱曲集》より(2本のチェロ版)

オッフェンバック:《2本のチェロのための二重奏曲》op.53 より 第2番 イ短調

ショスタコーヴィチ(アトフミャン編):《5つの小品》

 

※曲目・演奏者は変更となる場合があります。