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おやすみまえのクラシックBGM~sweet dreams for your baby

おやすみ前の赤ちゃん、育児中のママパパへ向けた、選りすぐりの上質音源によるクラシックの名曲を集めたBGMです。眺めていると静かに動きだす?全曲オリジナルイラスト付きです。

監修に寄せて:神山 潤(日本睡眠学会理事・小児科医)

https://www.smf.or.jp/wp-content/uploads/6c5dfe5f3fc79e47595533b89ca1f034.jpg  音楽、なかでもクラシック音楽に心身をリラックスさせる効果があることを示す研究成果は少なくありません。もちろん子守歌にお子さんの興奮を鎮め、眠りに誘う効果があるとの研究もあります。
たとえば、ある旋律を耳にしただけで、思わず知らず我知らず、涙が溢れてきてしまった、そんな経験はきっと多くの方にあるのではないでしょうか?音楽はヒトのこころに直接に訴えかける力を持っているのでしょう。
「音楽療法」あるいは「音楽の効用」などという、後付けのヒトの知恵はさておいて、音楽に身を委ね、音楽に包み込まれていただけたらと思っています。
今回は「癒し」「眠り」をテーマに選曲しました。ご家族で、お子さまと、あるいはお一人で、ゆるりとした時間を過ごしていただければと思います。まだ知らなかった今よりももっともっとステキなご家族に、お子さまに、そしてあなたに出会えることでしょう。

 

 

●視聴推奨年齢:乳幼児~
●監修:神山 潤(日本睡眠学会理事・小児科医)
●曲目解説:飯尾洋一(音楽ライター)
●イラスト・動画:福岡和政(Fantasista Inc.)
●企画制作:公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)
*当動画は、眠り・癒しの効果効能の保証、病気の治療および予防を目的とするものではございません。

 

楽曲紹介 文:飯尾洋一(音楽ライター) 

●J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア(管弦楽版)
「アヴェ・マリア」とはキリスト教で聖母マリアを讃える祈りの言葉。多くの作曲家が「アヴェ・マリア」と題した曲を書いているが、なかでも有名なのがこの曲。原曲はバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」の前奏曲ハ長調。この曲を伴奏に用い、フランスの作曲家グノーがのびやかなメロディを添えた。

 

●J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 第2曲「エール」(G線上のアリア)
バッハの管弦楽組曲第3番の第2曲は「G線上のアリア」の愛称で親しまれている。G線とはヴァイオリンに4本ある弦のひとつ。G線だけで弾ける編曲が有名になったことから、この愛称が広まった。ここではヴァイオリンに代わって、コントラバスが独奏を務め、深みのある音色で穏やかな旋律を奏でる。

 

●サン=サーンス:「動物の謝肉祭」より 第13曲「白鳥」
フランスの作曲家サン=サーンスが、あるパーティのために作曲したのが組曲「動物の謝肉祭」。ライオンやゾウといった動物たちに交じって、化石やピアニストもとりあげられる。このユーモアに富んだ曲集のなかで、異彩を放つのが流麗な「白鳥」。チェロの旋律が優美な白鳥の姿を連想させる。

 

●ショパン:「3つの夜想曲」より 第2番
夜想曲(ノクターン)とは、情感豊かで哀愁を帯びた小曲のこと。「ピアノの詩人」と呼ばれるショパンは、生涯にわたって数多くの夜想曲を作曲した。なかでも傑作として人気の高いのがこの第2番。甘美でノスタルジックなメロディはショパンならでは。映画やテレビCMなどでの使用例も多い。

 

●ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章
ベートーヴェンは作曲家として有名になる前に、まず名ピアニストとして評判を呼んだ。当時の音楽家は自作を演奏して名声を得ることが一般的だった。そんなベートーヴェンの初期の代表作が「悲愴」。ベートーヴェンはこの曲をなめらかに弾きこなしたという。第2楽章にはほのかな哀愁が漂う。

 

●R. シューマン:「子供の情景」より 第7番「トロイメライ」(夢想)
「トロイメライ」とはドイツ語で「夢見心地」の意。恋人のクララから「あなたはときどき子供みたいね」と言われたシューマンは、この言葉にインスピレーションを得て、ピアノのための組曲「子供の情景」を作曲した。大人から見た子供の世界が詩情豊かに表現されている。

 

●ブラームス:「5つのリート」より 第4曲 子守歌
原曲は「ブラームスの子守歌」として広く知られている歌曲。親しい友人に子供が生まれたことをきっかけに作曲された。友人の妻は、かつて合唱団員としてブラームスの指導のもとで歌っていた。たゆたうようなリズムが眠りへと誘う。

 

●マスネ:歌劇「タイス」より第2幕 瞑想曲
マスネは数多くのオペラを書いたフランスの作曲家。文豪アナトール・フランスの小説を原作とした「タイス」もその一つ。古代エジプトを舞台に、若く敬虔な修道僧が遊女タイスを改心させようとする物語が描かれる。ヴァイオリンの清らかなメロディが、信仰に目覚めるタイスの心情を表現する。

 

●モーツァルト:ファゴット協奏曲 第2楽章
木管楽器のなかで最低音を担うのがファゴット。ふだんは縁の下の力持ちのような役割を務める楽器だが、モーツァルトはファゴットを主役とした協奏曲を作曲した。おそらくモーツァルトが勤める宮廷楽団にファゴットの名手がいたのだろう。歌心にあふれた楽想はオペラの一場面を思わせる。

 

●デュラン:シャコンヌ(ハープ版)
デュランはフランスの作曲家、楽譜出版社の創設者。現在も続く出版社デュランを通して、フランスの作曲家の多くの作品を世に出した。事業家として名を成したデュランだが、作曲家としてはピアノのための小品が知られている。「シャコンヌ」はピアノ学習者に人気が高く、ハープへの編曲でも親しまれる。

 

●ヴィヴァルディ:リュート協奏曲(マンドリン演奏)
イタリアのバロック音楽を代表する作曲家ヴィヴァルディは生涯に600曲もの協奏曲を書いた。とりわけ人気が高いのがこの協奏曲の第2楽章「ラルゴ」。あたかもゆりかごを揺らすかのようなゆったりとした曲想が、聴く人をくつろがせる。

 

●フンパーディンク:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より 夕べの祈り
森で道に迷ったヘンゼルとグレーテルの兄妹はお菓子の家を見つける。だが、そこには恐ろしい魔女が住んでいた……。グリム童話を題材に、ドイツの作曲家フンパーディンクはメルヘン・オペラ「ヘンゼルとグレーテル」を作曲した。第2幕「夕べの祈り」では、森で日暮れを迎えた兄妹が静かに眠りにつく。

 

●ゴダール:歌劇「ジョスラン」より 子守歌(ピアノ版)
ゴダールは19世紀フランスの作曲家、ヴァイオリニスト。オペラ、管弦楽曲、室内楽などあらゆるジャンルに渡りおびただしい数の作品を残したが、現在ではもっぱらこの「子守歌」の作曲者として知られている。オペラ「ジョスラン」に登場する一曲で、愁いを帯びたメロディが切々と奏でられる。

 

●サティ:夜想曲 第2番
「ジムノペディ」などで知られるフランスの作曲家サティは、晩年に5曲の夜想曲を残した。「官僚的なソナチネ」など、しばしば曲名にユーモアや皮肉を込めたサティだが、ここでは珍しく一般的な曲名を付けている。夜想曲第2番は「単純に」と楽譜に指示され、あてもなくさまようような楽想が綴られる。

 

●サティ:3つのジムノペディ 第1番
サティの初期の代表作が「ジムノペディ」第1番。曲名は古代ギリシアの神々を讃える少年たちの踊りに由来する。あえてドラマティックな展開を拒むかのように簡潔で物憂げなメロディが淡々と続く。サティが目指した「暮らしのなかに自然と溶け込む音楽」という思想がここに反映されている。

 

この動画は、「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト2021-2022」の支援(2)【ソニー音楽財団による「子ども向けクラシック音楽動画」の制作・無料公開】の一環として制作しています。当プロジェクトに係る費⽤は、ソニーグループ株式会社が2020年4⽉に設⽴した「新型コロウイルス・ソニーグローバル⽀援基⾦」から拠出されます。
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