10代のためのプレミアム・コンサート

アラン・ギルバート&ニューヨーク・フィルハーモニック

10代のためのプレミアム・コンサート 【1】
アラン・ギルバート&ニューヨーク・フィルハーモニック

当公演は終了いたしました。

アラン・ギルバートによるコメント動画
アラン・ギルバート、NYフィルを語る!Vol.1 〜5年ぶりの日本ツアーにむけて
アラン・ギルバート、NYフィルを語る!Vol.2〜現代音楽のこと、バーンスタインのこと・・・

「音楽のない人生なんて考えられない」〜2014年2月11日「アラン・ギルバート&ニューヨーク・フィル」公演を終えて

日 時 2014年2月11日(火・祝) 17:30 開場 / 18:00 開演(休憩あり・約100分)
場 所 サントリーホール(東京)
出 演 アラン・ギルバート(指揮・ナレーション)
ニューヨーク・フィルハーモニック(管弦楽)
小曽根真(ピアノ)
ジョシュア・ワイラースタイン(指揮)
主 催 Sony Music Foundation
後 援 アメリカ大使館
協 賛 ソニー株式会社/ソニー生命保険株式会社/ソニー銀行株式会社
協 力 KAJIMOTO
曲 目

ブリテン:青少年のための管弦楽入門(指揮:ジョシュア・ワイラースタイン / ナレーション:アラン・ギルバート)
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」より『シンフォニック・ダンス』(指揮:アラン・ギルバート)
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー(指揮:アラン・ギルバート / ピアノ:小曽根真)

出演者プロフィール

アラン・ギルバート(指揮/ナレーション)

アラン・ギルバ-ト Alan GILBERT

©Hayley Sparks

アラン・ギルバートは、ニューヨーク市に生まれニューヨーク市で育った。ハーバード大学、カーティス音楽院、ジュリアード音楽院に学ぶ。フィラデルフィア管弦楽団で2 年間補欠ヴァイオリニストとして演奏し、1995年から1997 年までクリーヴランド管弦楽団の副指揮者を務めた。彼のシカゴ交響楽団と録音したプロコフィエフのスキタイ組曲は、2008 年のグラミー賞の『ベスト・オーケストラ・パフォーマンス』にノミネートされた。

2009/2010年シーズンからニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に在任しており、ニューヨーク出身者が音楽監督に就任するのは彼が初めてである。

ギルバートは、就任したシーズン中に新しい企画の数々を導入し、それらにはコンポーザー・イン・レジデンス・マグナス・リンドバーグ、アーティスト・イン・レジデンス・トーマス・ハンプソン、年一度のスリー・ウィーク・フェスティバル、そしてニューヨーク・フィルのニューミュージック・シリーズ“CONTACT”などがある。

またニューヨーク・フィルの他海外の主要なオーケストラと定期的に共演しており、その中にはボルティモア響、ボストン響、シカゴ響、サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ミュンヘンのバイエルン放送響、アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管、リヨン国立管などがある。2003 年から3 年間、サンタフェ・オペラの初代音楽監督を務めた。

ギルバートはSony Music Foundation が創設、音楽芸術文化の発展に貢献したチェリスト・指揮者を顕彰する「齋藤秀雄メモリアル基金賞」2005年第4回の受賞者であり、また若い音楽家が日米欧で活躍するトッププレーヤーと演奏を学ぶフェスティヴァル「ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン」を指揮者大友直人(同賞2007 年第7 回受賞)とともに2001 年より創立するなど、次世代を担う若手音楽家の育成にも積極的に取り組んでいる。

ニューヨーク・フィルハーモニック(管弦楽)

オーケストラ ニューヨーク・フィルハーモニック New York Philharmonic

©Chris Lee

1842年、指揮者ウレリ・コレッリ・ヒルに率いられた地元の音楽家達によって創立された。アメリカで最も長い歴史をもち、世界的にも最も古いオーケストラのひとつである。現在、年間約180 回の公演を行い、2010 年5 月5 日には世界的にも類を見ない15000 回目の記念すべき公演を行った。

音楽監督には、終身桂冠指揮者となったレナード・バーンスタイン、ピエール・ブーレーズ、ズービン・メータ、クルト・マズア(現在名誉音楽監督に就任)、ロリン・マゼールら、20 世紀を代表する音楽家が就任、2009年9月からアラン・ギルバートがこの地位に就いた。ニューヨーク・フィルハーモニックは、アメリカの音楽界を長きに渡って牽引し、過去1 世紀の間に世界的にも有名になり、5大陸の61カ国431都市で公演を行った。

小曽根真(ピアノ)

小曽根 真 OZONE Makoto

©Kiyotaka_Saito

1983年にバークリー音楽大学ジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年カーネギーホールにてリサイタルを開き、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」で全世界デビュー。2003年にグラミー賞にノミネート。近年はクラシックにも取り組み、国内外の主要オーケストラと、バーンスタイン、モーツァルト、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフなどの協奏曲で共演を重ね、「比類のない演奏で、観客は魅了され大絶賛した」(北独ハノーファー新聞)など高い評価を得ている。

2010 年、ショパン生誕200年を記念したアルバム「ロード・トゥ・ショパン」を発表し同名の全国ツアーを成功させ、ポーランド政府より「ショパン・パスポート」を授与される。FM 番組のパーソナリティーを務めるほか、TV 番組のサウンドトラックや舞台音楽を手がけるなど幅広く活躍。録音は多数あり、11 年に東日本の復興を支援する『Live & Let Live - Love for Japan』を発表。12 年には久々のジャズ・トリオを組み、国内ツアー及び『My Witch’s Blue』をリリース。またエリス・マルサリスとのデュオ『Pure Pleasure for The Piano』も、チャリティ・アルバム第2弾として同時リリース。

国立音楽大学教授。

http://makotoozone.com/

ジョシュア・ワイラースタイン(指揮)

ジョシュア・ワイラースタイン

©Chris Lee

ニューヨーク・フィルハーモニック アシスタント・コンダクター。
ジョシュア・ワイラースタインは、ニューイングランド音楽院を卒業。2011年5月よりニューヨーク・フィルハーモニックのアシスタント・コンダクターを務めている。

2009年、若い指揮者のためのマルコ国際コンクール(コペンハーゲン)で優勝。
それを受けて同年6月にエーテボリ交響楽団を指揮し、プロフェッショナル・デビューを果たした。以来、ロイヤル・ストックホルム・フィル、デンマーク放送響、ノールショピング響、マルメ響、ロサンジェルス・フィルハーモニック等を指揮。ヴァイオリニストとしても活躍し、ソリストとしてボストン・ニューミュージック・イニシアティヴ、ゲスト奏者としてファー・クライ室内管弦楽団と共演している。
2007年にシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ(現:ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団)にヴァイオリン・ソロ奏者として招かれ、2007年音楽監督グスターボ・ドゥダメルのもと、同楽団のアメリカ・ツアーに外国人(非ベネズエラ人)として初めて第一ヴァイオリン・セクションのメンバーとして参加。以降2010年1月には同楽団に指揮デビューを果たしている。

2011-12年シーズンには、トロント交響楽団、フィンランド放送響、オスロ・フィル、ドイツ放送フィルハーモニー、フィンランド放送交響楽団、ノーザン・シンフォニア、スウェーデン室内管等に客演した。2012-13年シーズンには、ロサンジェルス・フィルハーモニック、トロント交響楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニーから再び招かれたほか、BBC交響楽団、ウィニペグ交響楽団、バンクーバー交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、フロリダ管弦楽団等も指揮する。

2009年と10年には、アスペン音楽祭でデイヴィッド・ジンマンに師事し、ロバート・J.ハース指揮者賞に加え、アスペン指揮賞を受賞。2011年5月に、ニューイングランド音楽院のヒュー・ウルフのもとで指揮、ルーシー・チャップマンのもとでヴァイオリンの修士号をそれぞれ取得。
現在、ニューヨーク在住。子供向けの学校コンサートやコミュニティ・コンサートを行うために若手演奏家によって結成された室内オーケストラ「ディスカヴァリー・アンサンブル」(ボストン)のコンサートマスターを務めている。

公益財団法人ソニー音楽財団 30周年記念事業 きく・みる・かんじる・つなぐ 〜次の世代へ。良質な、新しい感動を〜

Sony Music Foundationは30周年を記念して、音楽ファンのみならず、より多くの人たちに音楽の素晴らしさを体験していただくと同時に、来るべき次の世代に向けた創造性溢れる魅力ある事業を展開していきます。

30周年記念事業について

公益財団法人ソニー音楽財団