2020年11月、2021年11月・12月：４つの小学校で鑑賞型ワークショップを実施

全校生徒を対象にした学校では、ソプラノとテノールの歌手とピアノによる校歌を主題にした鑑賞会を開催し、校歌にまつわる地域の偉人を掘り下げました。

高学年を対象にしたワークショップでは、弦楽四重奏の演奏やそれぞれの弦楽器の音色の違い、指揮による演奏の違いについて学びました。また、弦楽器や管楽器による美しい旋律の曲や旋律が重なる曲を演奏し、音楽の美しさを伝えました。

低学年を対象にした学校では、ヴァイオリン、チェロ、フルート、クラリネット、トランペット、ピアノの演奏に合わせて手遊びすることを通して、２拍子と３拍子の違いを学びました。

学年毎に実施したワークショップではそれぞれ学ぶテーマを決め、実施しました。演奏楽器は、トランペット、ホルン、フルート、クラリネット、ピアノで、楽器の特徴がよくあらわされている曲を演奏しました。

新型コロナウイルス感染症の流行により、活動を一部延期せざるを得ませんでしたが、家庭環境や住んでいる地域の違いによって、生の演奏を聴く機会のない子ども達に対し、そのような環境の違いに左右されにくい「学校」という場を活かして、演奏を届けることができました。

子ども達の反応は予想以上のものがあったようで、学校・演奏家と一体になって取り組むことができました。

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