RESULTS
採択結果

第4回(2023年度)採択団体一覧

団体名 活動名 助成
金額(円)
活動
地域
社会福祉法人旭川荘 障害幼児に向けた音楽活動 ¥1,000,000 岡山県
認定特定非営利活動法人アジェンダやまがた ~本物のピアノで奏でるクラシック音楽で障がい児の耳と心を開く~
音楽で障がいの症状を緩和し発達を促進する事業
¥1,250,000 山形県
アンサンブルくれよん アンサンブルくれよんによる子どものためのコンサート
~コンサートをつくろう!~
¥222,000 兵庫県
特定非営利活動法人音楽のチカラ・チャンステーマ 小学生にパラコンサート ¥250,000 東京都
NPO法人グラウンドワーク笠間 困難な環境にいる子どもたちに音楽を通じて未来への希望を与えたい ¥700,000 茨城県
特定非営利活動法人シンコペーション ムジカバンビーネ~音楽で豊かな未来を~ ¥1,265,000 沖縄県
一般社団法人ストリートピアノドネーションズ 児童養護施設出張ピアノレッスン ¥750,000 福岡県
特定非営利活動法人地域で子どもを育む会 音遊び ¥300,000 神奈川県
登米ジュニア吹奏楽団 小学生・中学生による吹奏楽演奏活動 ¥300,000 宮城県
ピアノデュオ 兄ーズ 医療的ケアのある重度心身障がいをもつ子どもたちに音楽を! ¥793,000 東京都
社会福祉法人 二葉保育園 二葉むさしが丘学園
(音楽クラブ)
音楽家と一緒に地域の居場所をつくる ¥1,205,000 東京都
認定特定非営利活動法人 ミューズの夢 すべての子ども・若者のためのオーケストラ共創と音楽教育の
ユニバーサルデザイン
¥1,500,000 宮城県
YBジュニアブラスinfini 小中学生への管楽器活動 ¥500,000 兵庫県

全13団体 総額10,035,000円

採択団体よりメッセージ

主催者挨拶

公益財団法人ソニー音楽財団 理事長

水野 道訓

採択団体の皆様は、それぞれの分野で実績を積まれ、子どもたちへ音楽を通した教育が行き届くよう工夫された、充実した内容ばかりです。今回の採択によって活動がより発展されることを願っております。
また、これまでの採択団体の皆様からは、『助成のおかげでコンサートが無料で開催でき、初めてクラシックコンサートに来場した親子がとても生き生きと参加していた』『助成により難しかった楽器の購入が実現でき、子どもたちの成長に繋がった』などといったお声をいただいており、嬉しく思っております。
未だコロナ禍で音楽活動においても制限がある状況ではございますが、音楽が子どもたちの一筋の光になり、当基金で少しでも皆様の御力になれるよう尽力してまいります。(動画コメントより抜粋)

選考講評

東京都立大学人文社会学部人間社会学科社会福祉学教室 教授
子ども・若者貧困研究センター長

阿部 彩

子どもの貧困は、ただ単に金銭的支援が乏しいということにとどまりません。間接的な音楽への接触でさえもできない子どもたちがいます。
ソニー音楽財団 子ども音楽基金に応募してくださった多くの方々は、体験格差を少しでも埋めようとさまざまな活動を展開なさっています。そのような取り組みが日本各地に広がることを期待してやみません。(動画コメントより抜粋)

選考委員会議長
一般社団法人エル・システマジャパン 代表理事

菊川 穣

今年も沢山の素晴らしい応募団体がある中、地域性、内容、ジャンルのバランスを出来るだけ考慮した上で助成先を絞るのは、選考委員として困難な作業でした。選ばれた団体は皆、地に足をつけて、一歩一歩丁寧に、着実に、子ども達にとって何が今必要とされているのかを考え、実践されてきたと思います。
コロナ禍で音楽の場自体が制約されていた中、子どもたちだけでなく、地域の大人等にも力を与えてくれているような素晴らしい活動ではないでしょうか。選考委員として、このような活動を知ることができたことは、大きな喜びでした。(動画コメントより抜粋)

志民 一成

文部科学省初等中等教育局教育課程課、文化庁参事官(芸術文化担当)付 教科調査官
国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官

志民 一成

「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」に多数ご応募いただきありがとうございます。
今回、はじめて選考に関わらせていただきましたが、どの団体の応募書類からも、子ども達のために良質な音楽を届けたいという熱い思いが伝わってきて、大変心強く感じました。
今回採択された団体は、いずれも、音楽の力を必要としている子ども達のために、という切実な使命感をもちながら、これまでも事業継続の方法を模索し、様々に工夫しながら活動されてこられたことが感じられました。
その経験を生かし、持続可能で発展性が期待できる活動となるよう計画されていて、とても素晴らしいと思いました。
採択されました団体におかれましては、それぞれの活動が継続・発展していかれることを期待していますが、その活動によって、子ども達自身が自立して音楽と関わっていけるようになることも願っております。
また今回、残念ながら採択に至らなかった団体の皆様も、現状でできる歩みを進めていただき、次の機会に、より魅力あるご提案をいただけることを心より期待しております。

日本大学文理学部 教授

末冨 芳

ソニー音楽財団 子ども音楽基金は、音楽を体験する機会に恵まれないひとり親世帯、障がいを持った子どもたち、地方で音楽の体験機会を持ちたいという子どもたちを応援してくれる団体を育成し、応援していくといった大変意義ある基金だと考えております。
そうした意味で、第4回の採択団体の皆様方はここからのご尽力を期待したいところですし、ご採択までのご活動にも心から敬意を表します。(動画コメントより抜粋)

公益財団法人助成財団センター 理事
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 客員教授

渡辺 元

助成事業というものは、助成を行う側の社会的な目的を達成するための手段として助成を受ける側に、その想いや期待を「助成金」というかたちで託することだと言えます。つまり、助成事業とは、助成を行う側と受ける側とのパートナーシップに基づくコラボレーション、協働事業であると言えると思います。
今回助成を受けて計画を実施されるみなさんの成果を、心から期待しております。(動画コメントより抜粋)

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