「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」第7回(2026年度)採択団体が決定いたしました。
採択結果、採択団体よりお寄せいただいたメッセージ、選考委員からの選考総評等を掲載いたします。是非ご覧ください。
五十音順
| 団体名 | 活動名 | 助成 金額(円) |
活動 地域 |
|---|---|---|---|
| おとあーと研究室 | 医療的ケア児に音楽を届けたい!! | 800,000円 | 東京都 |
| 一般社団法人 音楽のちから | 病気や障がいと闘っている入院中の子どもたちに音楽を届ける活動 | 1,000,000円 | 岐阜県, 愛知県 |
| 一般社団法人金澤芸術文化交流ネットサルーテ | 能登まあるくつながるコンサート Part2 | 1,000,000円 | 石川県 |
| NPO法人京田辺音楽家協会 | ちびっこ音楽広場 | 400,000円 | 京都府 |
| 芸術活動サークル「ひとさし指のノクターン」 | わくわく!みんなで楽しむコンサート vol.2 ~ひとさし指で奏でる音楽の可能性~ | 750,000円 | 東京都 |
| 特定非営利活動法人 生涯学習実践塾 | 障がいと共に歩む「心の調べコンサート」2026 | 600,000円 | 宮城県 |
| 一般社団法人はれる | ことばとおんがくインクルーシブコンサート― 小さな音からひろがるクラシックの輪 ― | 800,000円 | 千葉県 |
| 一般社団法人 FREEDOM add MUSIC | きいて ふれて ひびきあう ~支援学校でのクラシックコンサート&打楽器ワークショップ~ | 700,000円 | 大阪府 |
| 特定非営利活動法人 ミュージック・シェアリング | 障がいのある子どもたちのための楽器指導支援プログラム2026 | 1,000,000円 | 神奈川県, 大阪府 |
| 特定非営利活動法人ららら音楽アトリエ | ピタとゴラスの「音楽の自由研究室」―ほんとうにおもしろいクラシック音楽― | 450,000円 | 茨城県 |
| リトルクラシック in Kawasaki | 地域で育む「わたしの音」プロジェクト―児童養護施設の子供たちと共に奏で・創り・発表する音楽の実践 | 500,000円 | 神奈川県 |
| ルロット・オーケストラ | 楽器の国のフシギな舞踏会 ~東京島嶼の子供たちに届けるワークショップコンサート続編~ | 1,500,000円 | 東京都 |
全12団体 総額9,500,000円
公益財団法人ソニー音楽財団 理事長
このたびは「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」第7回(2026年度)募集へ多くのご応募をいただきありがとうございます。当基金は、音楽を通して子どもたちへの教育に取り組んでおられる団体や活動をサポートする助成事業です。次世代の子どもたちが地域・環境・経済状況などに左右されることなく、音楽に触れることで心豊かに暮らすことのできる環境づくりを行うという使命の下、2019年の設立以来107の団体の活動に対して支援を行ってまいりました。
第7回(2026年度)の募集に際しては103件のご応募をいただき、音楽教育、インクルーシブ教育、子どもの貧困問題、助成事業運営等各分野の専門家からなる選考委員会による厳正かつ丁寧な選考を実施した結果、病気や障がいのある子どもに寄り添う活動、被災地や遠隔地における活動、社会的養護施設での活動など、当基金の趣旨に適う12の団体の活動を支援する運びとなりました。採択された皆様の活動がより一層発展し、継続していただけることを願います。
当基金の設立から約7年の間に、子どもの体験格差は社会課題として広く認知されるようになり、さまざまな機関・組織が支援を開始し、取り組みが広がりを見せています。採択団体の皆様の今後の展開につきましても、広くご注目いただければと存じます。
「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」へのご理解とご支援に心より感謝申し上げます。
選考委員会・議長
本年度の助成については、昨年(2025年)6月から7月にかけて公募を行ったところ、全国各地から103件ものご応募をお寄せいただきました。多くの皆様に関心をお寄せいただきましたことに、あらためて心より御礼申し上げます。
お寄せいただいた企画、内容 も切り口も実にさまざまで、音楽を通して子どもたちの感性を育てようとする活動や、子どもたち自身が音楽に参加し、その楽しさを分かち合おうとする取り組み、また、経済的に困難な状況にある子どもたちや障がいのある子どもたちに寄り添い、音楽の力で支えようとする活動など、いずれも工夫と想いにあふれたものばかりでした。書類を拝読する中で、子どもたちのことを大切に思う皆様の気持ちが伝わってきて、選考委員一同、何度も心を動かされました。
ご応募いただいた書類は、まず事務局において助成趣旨との適合性などの確認をしたうえで、昨年12月中旬に 選考委員会にて審議を行いました。委員会では、一つひとつの企画に込められた思いに耳を傾けながら、活発な意見交換を重ね、慎重に検討を進めました。その後、財団としての要件確認等を経て、最終的に12件(総額950万円)の事業 を助成対象として決定いたしました。
助成対象となられた各団体ならびに関係者の皆様におかれましては、音楽を通じた皆様の取り組みが、子どもたちにとって心に残る大切な時間となり、日々の成長や「生きる力」を育むきっかけとなることを、心より願っております。また、今回、残念ながら採択に至らなかった団体の皆様におかれましても、それぞれの企画からは、子どもたちへの深い思いと、音楽への真摯な姿勢が感じられました。本助成の趣旨を今後の活動に生かしていただけましたら幸いです。
音楽の楽しさや豊かさを子どもたちと分かち合う、皆様ならではの取り組みに再び出会えることを楽しみにしております。
医療的ケア児に音楽を届けたい!!
私たちは「おとあーと」という名前の通り「音」と「アート」を組み合わせ視覚と聴覚の両方から楽しめる親子コンサートを行っている団体です。2024年度2025年度に続き、2026年度も医療的ケアが必要なお子さんの保育施設への出張コンサートや、ご自宅から参加できる配信コンサートをお届けします。参加型のプログラムを増やし、楽器に触れる時間を設けたことで、子どもたちの表情がぱっと輝く場面も多く見られました。これからも音楽を通して、心あたたまる時間を届けてまいります。
病気や障がいと闘っている入院中の子どもたちに音楽を届ける活動
2026年度も採択いただきありがとうございます。 重い病気や障がいと闘っている子どもたちに「音楽のちから」で「闘病生活から解放されるひと時の癒し」と「病気や障害に立ち向かう勇気」をもってもらうために、アーティスト、病院のスタッフと心をひとつにして、愛知県、岐阜県の小児病棟やNICUなどで、さらに多くの子どもたちにとって心豊かな時間となるようなコンサートを届けていきたいと思います。
能登まあるくつながるコンサート Part2
このたびソニー音楽財団 子ども音楽基金のご支援をいただき、心より感謝申し上げます。金澤芸術文化交流ネットサルーテでは、能登の震災復興を応援する「能登まあるくつながるコンサート」を2年目も実施いたします。震災からの復旧が今もなお続く地域ですが、子どもたちは明るい笑顔で私たちを迎えてくれます。子どもたちの「来てくれてうれしい」という言葉に励まされながら、今年度もサルーテの仲間たちとともに能登各地を訪れ、子どもたちに向けた参加型音楽コンサートを届けてまいります。
ちびっこ音楽広場
このたびの採択、大変光栄であり団体一丸となって取り組みます。この街に住む方々の人生のいろいろな場面に「音楽」が存在できれば・・・そんな思いを持って私たちは日々活動しています。地域の子供たちに向けては、これまでも特別な時間をお届けし、新たな価値を創出していけるような事業を行ってきましたが、子供たちはいつも真っ白な心で新しい事に触れてくれています。その真っ白な心に「クラシック音楽の旋律」が一つでも描かれる事業として今回の事業に取り組んでいきたいと思います。
わくわく!みんなで楽しむコンサート vol.2 ~ひとさし指で奏でる音楽の可能性~
20歳代の車椅子のピアニストたちが奏でるピアノの演奏を、障がいのある子ども等に届ける施設内コンサートを開催予定です。曲目には一本の指で奏でるピアノのために作曲された新たな楽曲を含みます。マリンバ奏者等とのアンサンブルおよび「だれでもピアノ」による自動伴奏によって音楽性を高めます。障がい児・者のピアノ演奏の機会を拡げ、音楽によるインクルージョンを目指します。さらに広報&映像担当メンバーが協力者と共に上記活動を動画にまとめ、配信する予定です。
障がいと共に歩む「心の調べコンサート」2026
障がいと共に生きる音楽大好き人間にとって、鍛錬した姿をステージで発表することが生きがいになっています。現在、宮城ではホールの耐震工事や補助金・助成金の縮小などによって、その場がどんどん失われつつあります。私たちも東日本大震災後、10年続いたステージが無くなると聞いて、何とかしなければと思い、その後を継いで、無我夢中でやってきました。小さな町のステージですが、賛同してくださる健常者の音楽家と共に、今年も「感動のステージ」を創っていきたいと思っています。
ことばとおんがくインクルーシブコンサート― 小さな音からひろがるクラシックの輪 ―
この度は採択いただき、心より感謝申し上げます。ご連絡をいただいた瞬間、思わず皆で声を上げて喜びました。私たち一般社団法人はれるは、子どもたちに生の音楽の感動を届け、共に体験する場をつくりたいという想いで活動してきました。音楽が障がいや世代、国境を越えて人と人をつなぐ力を信じ、これからも心震える体験を届け続けてまいります。
きいて ふれて ひびきあう ~支援学校でのクラシックコンサート&打楽器ワークショップ~
この度は、ご採択いただきありがとうございます。生で本物の音楽に触れる機会の少ない支援学校の子どもたちに音楽を届け、ワークショップで子どもたちにその音楽の中に溶け込む時間を提供できる機会をいただけたこと、心より感謝しています。私たちが届けるコンサートが子どもたちの新しい世界を開き、障がいの有無にかかわらず、音楽を生涯の友としたり、音楽を人生の柱としたりする子どもたちが増えることをめざして活動していきます。
障がいのある子どもたちのための楽器指導支援プログラム2026
過去3回のご採択に続き、ソニー音楽財団 子ども音楽基金様より特定非営利活動法人ミュージック・シェアリングへ賜りましたこの度のご厚情は、弊財団の活動の一つ「楽器指導支援プログラム」継続に、増しての奨励、とスタッフ全員深くお礼申し上げます。これまで以上に、子どもたちと共生社会の中で各々が自信と音楽で溶け合う道筋を辿って参ります。
ピタとゴラスの「音楽の自由研究室」ーほんとうにおもしろいクラシック音楽ー
この度は採択くださり、心から感謝申し上げます。NPO法人ららら音楽アトリエでは、音楽の力で多くの方に心身共に健康で幸福感をもって過ごしていただきたく、参加型コンサートや、地域性や歴史と音楽を合わせた講座等を行っています。変化の激しいこの時代を生きる子ども達に、自分らしさを大切に、心豊かに、挑戦する勇気や協働の精神を一層育んでもらえるよう、楽しんで学べるプログラムを心を込めて用意します。笑顔が溢れる音楽のあり方を広められるよう精一杯活動したいと思います。
地域で育む「わたしの音」プロジェクトー児童養護施設の子供たちと共に奏で・創り・発表する音楽の実践
本活動は子どもたちが音楽を通じて自己表現に取り組み、小さな成功体験を重ねながら、安心して過ごせる居場所と関係性を育むことを目的とします。月1回のレッスンとワークショップを継続的に実施し「クリスマス会」での成果発表を通じて地域との連携も促進していきます。また、日々の小さなエピソードをSNS等で発信し、取り組みを社会に共有してまいります。これらの取り組みを通じて子どもたち一人ひとりの成長を長期的な視点で見守り、自分らしく生きる力の育成に貢献できよう頑張ります。
楽器の国のフシギな舞踏会 ~東京島嶼の子供たちに届けるワークショップコンサート続編~
2021年に採択をいただきました、東京島嶼の子供たちに届けるワークショップコンサートの続編として、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島の子供たちに生の音楽を届けます。本活動を遂行することは、想像以上に困難であることを前回の活動で経験しておりますが、団体名のルロット(屋台)という名の通り、通常ではコンサートの開催が厳しいとされる地域に、私たちが出向き、音楽を通じて、臨場感や感動を子供たちと分かち合いたいと思います。
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公益財団法人ソニー音楽財団 「子ども音楽基金係」
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